Pea Soup Fog
(画像はABC News-オーストラリア国営放送のサイトからお借りしました)
朝ベランダで朝ごはんを食べていたら、相方さんが
「あれ?どこかで火事???」と言いました。
そういえば、我が家周辺にも何となく薄い煙が漂っているような。。。。
その割には、煙臭い臭いはしません。
ベランダから身体を乗り出して、周りを確かめてみると、川の方角には普通の雲よりも早く流れていく薄い煙の層のようなものが見えます。
「あぁ、霧だよ」
季節の変わり目になると、霧が出ることがたまにあります。と言っても、私が覚えている限りでは、今年は特に霧が多いような。
さて、今日のような霧を「Pea Soup Fog」と呼ぶのだそうです。豆のスープのような霧、ということですね。
豆のスープと言って思い浮かぶのはこんな感じのものですが、お天気用語的には、一寸先も見えないような濃霧、と言ったところのようです。霧で有名なロンドンがこの言い回しの発祥のようです。グリーンピースのスープはイギリスの伝統料理らしいですから、このようなこってりとしたスープと濃霧を結び付ける発想が生まれたのでしょう。
今現在は霧も晴れて、曇り空の隙間からお日様も顔をのぞかせています。空気は少し湿り気を含んでいますが、このまま一日持ちそうな感じです。
余談になりますが、濃霧と言って思い出すのが中東で経験した濃霧。
中東と言えば砂漠の砂嵐が思い浮かぶでしょうが、冬から春への季節の変わり目にはとても深い霧が出ます。私が暮らしたUAEもカタールも海に挟まれた狭い国土なので、霧も発生しやすいのかもしれません。
何年も前の事ですが、200台以上の車を巻き込んだ衝突事故があったことを思い出しました。(Wikiの情報によれば277台が関連した事故との事です。)
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