chibichibichibikoのブログ

アラ還間近になり、突然資産運用の大切さに目覚めました。

日本人はあまり海外に出ないのかなぁ、と実感する時

1985年に生まれて初めて海外に出かけたのは、当時流行していた海外でのホームステイと短期の英語学校に参加するプログラムでした。


日本で7年近く地元企業に勤めてから、1992年にニュージーランド留学した頃は、日本でもエイビーロードや留学ジャーナル、アルクの英語教材などが人気で、駅前留学盛んだったと思います。
ニュージーランドも、留学生だけでなくワーキングホリデーなどで滞在している日本人の数も多く、地元民の方にも日本語学習熱が高かったことを覚えています。


2004年にオーストラリアに移った頃も、日本人は長期滞在の駐在員の方や留学生・ワーキングホリデーに短期の旅行者と、街を歩いていても日本語に接する機会が多くありました。
私の暮らしている街では、道案内の標識に日本語が併記されているところも良くあります。


2006年、ドバイに移動した時には、ドバイに支社・支店を持つ日本企業も多く、駐在員やそのご家族のみならず、ドバイに仕事を求めて日本からはるばるやって来る20代の方も沢山いました。(なぜか女性の方が圧倒的に数が多かったです。)


時を進めて2022年、最近運行が始まったこの街の新しいバスの車内で『降りる時には傘を忘れずに』と書いてある多言語のポスターから、日本語はなくなってしまいました。
SBSというこちらのTV局が新しく始めた多言語のニュースチャンネルをPRするCMにも日本語は登場しません。。。。。(かろうじてNHKのニュースはまだ一日一度は流しているようですが)


「英語ができないから海外には行きたくない」「わざわざ海外に行って学ぶことは何もない」「海外は治安が悪いから行きたくない」などなど、海外に行きたくない理由は色々あるかと思いますが、”機会があるなら行っておいた方が良いのになぁ”とふらふらと30年も海外で暮らしている私は思ってしまうのです。