chibichibichibikoのブログ

アラ還間近になり、突然資産運用の大切さに目覚めました。

海外で紹介される日本の姿

かれこれ30年前に日本を離れたころは、海外で紹介されている日本の姿と言うと、トヨタのかんばん方式とか、カイゼンとかSonyにニンテンドーと、日本の技術に関するものが殆どでした。


21世紀が始まって数年後に中東に移動した頃でも、量販店に並ぶ家電の半分は日本製の物でした。それが段々店頭から姿を消すようになり、2018年に中東を後にした時には高級品と呼ばれてお店に並んでいるのは韓国のサムソンやLGの製品、廉価な商品は中国のブランドばかり、かろうじてエアコン売り場には日本製を置いているところもある、という状況になっていました。


一番びっくりしたのが、ドバイ空港でパスポートコントロールを通過した時。
UAEローカルの係官の男性から「あ、日本人なんだ。日本の製品大好きだよ。サムソンとか良いよねぇ」と話しかけられたこと。さすがに入国管理官に対して「いや、サムソンは韓国だし。。。」と言い返すのははばかられ、薄ーく笑って通過しましたが、世界の認識ってこういうものなんだ、と実感できました。


日本の技術に関するニュースを聞かなくなるにつけ、変わって耳にするようになってきたのは「引きこもり」や「超高齢化社会」などの話題。


昨晩見たテレビ番組でも、日本で増える孤独の問題を取り上げていました。
野田聖子さんが孤独・孤立対策担当大臣だというのも、初めて知りました。
対策室では、孤独・孤立の実態把握に関する全国調査なども実施しているようですが、調査をすることで満足して終わり、ではなく何か対策を講じると決めたのなら、しっかり最後までやり遂げていただきたいと思います。