こんな村をでて、
こんな景色を見ながら、町の駅にむかい、今日は空港のある首都まで移動します。
暮らすように旅をする、というとオシャレな旅を想像します。
昨年10月から、ヨーグルトの国に1ヶ月、日本に3ヶ月、オーストラリアで一息ついてから再び日本で1ヶ月。再度オーストラリアに戻って、9月に日本へ。そこからヨーグルトの国にやって来て2ヶ月弱。
明日また日本に向かって出発します。
地に足が全くついていない14ヶ月で、全くオシャレ出なかったことは確かです。
こんな村をでて、
こんな景色を見ながら、町の駅にむかい、今日は空港のある首都まで移動します。
暮らすように旅をする、というとオシャレな旅を想像します。
昨年10月から、ヨーグルトの国に1ヶ月、日本に3ヶ月、オーストラリアで一息ついてから再び日本で1ヶ月。再度オーストラリアに戻って、9月に日本へ。そこからヨーグルトの国にやって来て2ヶ月弱。
明日また日本に向かって出発します。
地に足が全くついていない14ヶ月で、全くオシャレ出なかったことは確かです。
当初ヨーグルトの国に半年ほどいるつもりで、かなりの荷物を持ち込んだ我が家。
荷物を送った翌週に届いた、母癌で数ヶ月の余命かも、という知らせに、日本から戻って2ヶ月ほどで再び日本へ。
自分のEUビザの更新のために日本からヨーグルトの国に。
アレヤコレヤを片付けて、今週末には又日本に戻ります。何度も言いますが、今年4回目😅😅😅
先週末、村から段ボール2箱ほどの荷物を送ろうと試みました。
村の郵便局のマダムは、昔懐かし分銅で荷物の重さを図ってくれたのですが、そこから先でスタック……… 箱に直接送り先の住所を書く、という昔ながらの方式で手続きをしてくれました。「配送伝票はないのですか?」とグーグル翻訳くんにお願いして聞いてもらうと「ここではそんな事はしないの!」という力強いお言葉。
でもねぇ、やはり本局からは受け付けてもらえないのです…
こんな景色の中を30分程のドライブして本局まで出かけました。
そこで見たのは、EMSのサイン!
あ〜、ここなら大丈夫。スタッフの方も感じ良い。
ところが、その日運は我らに味方しなかったのです…
一箱目の手続きを終えたところで、システムダウン………
システムがアップして、日本への荷物を引き取ってもらえるまでに4時間かかりました。
なんだか疲れるわぁ。
ヨーグルトの国でも、ここ数日は朝の気温が5度を下回る日が出てきました。
村から眺める山々も、少し白い帽子を被ったところが出てきました。
そうはいっても、我々の暮らす村はお天気が良いことで有名。以前は10月末には初雪がありましたが、ここ5年程は一冬一度も雪が降らないようです。地球温暖化恐るべし。
今日も降水確率70%をあっさり裏切り、抜けるような青空。
ところが、朝シャワーを浴びようとすると、どうも水圧が低いような…
あ、そうか、皆さんライアを醸造しているんだ。
村は昔から良いワインがとれるところとして有名で、専業でブドウを栽培していないお宅でも、樽いっぱいのワインが作れるほどのブドウ畑は持っています。
9月中旬からブドウの収穫が始まると、都会で暮らしている子供たちも戻って来てブドウの収穫。
収穫したブドウで先ず作るのはワイン。
自宅にワインを仕込む樽を持っているお宅も沢山あります。
ワインを作るのに絞った果肉のかすや皮も無駄にはしません。
搾り滓を別の樽に移して、大量の砂糖を投入!これを朝晩木べらでかき混ぜる作業が3週間ほど続きます。発酵して、樽が温かくなったら準備完了。
専用の窯の上に、これ又専用の銅製の蒸留器を仕込み、蒸留器が熱くなりすぎないように水を常時かけながら、火加減に気をつけて6時間ほど蒸留作業を続けると、アルコール度50度近くあるラキアが出来上がります。
立派な蒸留所を備えたお宅は村には沢山あります。村のハズレには、村一番の近代的な建物を持つ村営の蒸留所まであります。
販売しない限りは、個人でワインや蒸留酒を作るのは違法ではありません。
我々がお世話になっている弁護士さんも、今週末はラキア作りで忙しいとかなり前から言っておられました。
前置きが長くなりましたが、我が家の水道の水圧が低い原因は、村の沢山のお宅が長時間に渡って水道を流しっぱなしにしているから、でした😅😅