村の生活
今滞在している村は、人口700人程度。
人口の半分くらいが、ロマの人たちです。
元々の住民である白人の人達と、ロマの人たちが住むエリアは、完全に分かれています。とはいえ、お店の数は限られているので、皆さん同じお店を利用していますし、仲が悪いわけではありません。
白人の方々の大半が独居老人。
日本のように、ケアマネさんやヘルパーさんがいるわけではないので、若い世代のロマの人たちが、買い物代行や家の修理などを請け負っている感じでしょうか。
村の産業は、主にワイン用のブドウ栽培、夏場のチェリー栽培など。村には乳製品の生産工場と食肉加工工場があります。でも若い世代は、もっと収入の良いEU各国に出稼ぎに行っています。
海外で暮らす家族と連絡が取りやすいように、ほとんどの家庭はWifi完備。
150チャンネル以上のケーブルテレビも繋がっています。テレビとWiFi で月々の料金が1000円程度なので、とても便利でお安いサービスです。
私は、こちらの言葉は全く分かりませんが、海外に出稼ぎに行く若い世代はほとんど英語が堪能なので、ひとりでも困ることはありません。
ゆくゆくとなったら、お互いのスマホで翻訳アプリを立ち上げ、筆談ならぬスマホ談で対処します。
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